SAMMY’s blog

好きなものこそが人生を彩る!

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永い言い訳を読んでいる。

自分の誕生日に

兄と父とおじさんとかるたをしていた

5歳の妹が

かるたに勝てなくてだだをこね、

それを父が叱り

ぼろ勝ちしていた兄もすね

かなり騒々しいその空気を

こんなに賑やかな誕生日は

自分のも含めても初めてだ

と、じーん、とするおじさん。

そんな場面が出てくる。

 

小さい頃のことを思い出した。

ピアノの練習を真剣にしていた。

コンクールが近くて

父と母の前で本番さながらに

お辞儀をして弾き始めた。

良い感じで弾いていたのに

最後の最後で音を外した。

あ、

と思ってうなだれた。

その矢先に父と母が噴き出した。

今になればその心境も分かる。

ただ可愛かったのだ。

でも当時は笑われたことが悔しいし悲しいしで

そのまま号泣した。

 

本人同士はがちでやり合っているつもりの親子ゲンカも

一歩引けば微笑ましい、

もっと言えば羨ましいものに見えるかもしれない。

真剣にやった末の致命的なミスも

親から見ればかわいいものかもしれない。

歳を取ると

その分いろんな立場の言い分に

共感できるようになるな。

と思った。

 

ずーん

2人分のごはんを作ったところで

1人ごはんが決定。

すごく落ち込むとかそういうことはない。

残ったごはんは明日食べればいいし

予定外の残業が発生することは私もあるし

しようのない事だと思う。

しようのない事だ、と思えているはずなのに

ちょっとだけ、ずーんってなる。

2人で食べることを想像して作ってたから

ちょっと寂しいだけ。

朝になれば一緒にごはんを食べられるし

そんな落ち込む事でもないのにな。

頭と心が1つにならない。

 

世の二人暮らしの皆様は

このあたり、

どうやって気持ちを晴らしていらっしゃるのか

長くなれば、こんなことくらい

さらっと受け流してしまえるのか

 

キューティーブロンドの主人公みたいに

いつでも何事もポジティブに捉えられる女性に

憧れまくっているけど

まだまだ道のりは険しい。

昔の家を思い出して遊ぶ

生まれてから今までに

6回引越しをしている。

そのうち2回は父母と。

4回は1人で。

 

それぞれの家の詳細を思い出そうとすると

Googleマップを辿るように頭の中で

私が歩みを進める。

 

それぞれの家の各部屋にたどり着くと

なんでもない日常が見える。

カレンダーの書き込み

近づきすぎて火傷したストーブ

母のアクセサリーケース

私の物置になっていたエメラルド色のソファ

ハムスターのお墓

庭のかりんの木

窓辺に並んだガラス細工の動物

 

あれ、この壁何色だったっけ?

ここに何か置いてあったような

そういう曖昧なところもある。

10年以上住んでても思い出せないところもある。

 

家族で住んでいた家の場合は

家族の姿まで見える。

おばあちゃんがさやえんどうの筋を取っていたり

お母さんが出迎えてくれたり

おじいちゃんが筋トレしていたり

お父さんが歯磨きしていたり

 

お父さんの車の音、ギターの音

お母さんの鼻歌

おばあちゃんがお花を切る音

おじいちゃんの碁を打つ音

 

自分の記憶力の逞しさにたじろぐ程

いろんなことを思い出せる。

 

ただし、

1人で住んでいた部屋は

風景以外の思い出があまりない。

人を呼んだこともあったけど

あんまり思い出せない。

 

日常がこんなに

自分の記憶に刻まれているとは思わなかった。

多分特別なことじゃなくて

日常的なことが

人を、というか私を作っているんだな。

ジム通い、はじめました

10月から週1でジムに通っている。

駅近で我が家からも近い。

筋トレマシンあり

ランニングマシンあり

バイクあり

ホットヨガもできる。

人工温泉もある。

 

通い始めたきっかけは

母だった。

夏に実家に帰ったとき

母が週3でジムに通っていた。

まったくスポーツマンではない彼女が

ジム通いとは意外すぎ。

紹介券があるから

と誘われ、私も2度ほどジムに行ってみた。

すると

想像よりはるかに馴染みやすい場所だった。

運動音痴な私がうろうろするのは

相応しくないだろうと思っていたけど

誰も人のことなど気にしていなかった。

皆自分の身体にしか興味がないみたいだった。

 

土曜の朝はせっせと筋トレマシンで

怠惰な筋肉を痛めつけ、

その後はバイクをこぐか

ホットヨガをする。

そう、ホットヨガがよい。

マジか

ってほど汗をかく。

普段から運動しない私は

こんなに汗をかくのは

中学のマラソン大会以来ではないか

って感じだった。

かるく感動。

大阪にいるとき、

普通のヨガに通っていたことがあるけど

身体が温まるまでにかなり時間がかかるし

じんわり汗をかくくらいだった。

ホットヨガはどんどんポカポカしてきて

知らないうちに汗ぐっしょりになっている。

あったかい方が身体動かしやすいし

なにより寒さに弱い私には

合っていると思う。

 

効果としては

身体に力が入ってることに

気付きやすくなった。

肩に力が入ってるとか

首が強張ってるとか。

それによって姿勢を見直したり

深呼吸したりできる。

それからヨガした日は1日身体があったかくて

末端冷え性だったのに手先足先まで暖かい。

よきことです。

これで冬の出不精を

少しは改善できるといいなあ

 

飲み会の楽しさ

会社の同期で

女子会という名の火鍋会をした。

周りのお客さんみんな中国語。

店員さんの塩対応が心地良い。

終始なぜだか楽しかった。

笑ってばかりいたし

鍋は辛くて美味しかった。

 

私はこういう時

人を笑わせたい方だなー

私の話で誰か笑ってくれると

すごく嬉しい。

それができない飲み会は

本当につまんない

と思っちゃう。

それができない飲み会ってのはつまり

仕事がらみの飲み会。

仕事できない自分の分際では

発言してはならない

くらいの勢いで大人しくしているので

もう全然楽しくない。

仕事できないってのはつまり

興味がなくて打込めてなくて

その分理解も遅くて

アウトプットもできなくて

仕事に対する自分の意見も持ってない

そういう状態のこと。

ダメ社員だ、

ということは自覚している。

 

仕事上絡みのある人たちとも

楽しく飲めるようになりたい、ぞ!

癒し効果

誕生日に母から来たメール

すごく感動したってわけでもないのに

なんだか涙が止まらず

お風呂場に引きこもって

返信を打った。

 

ようやく治って脱出したけど

彼の顔見たらまた復活。

悲しいわけじゃ全然ないんだけど

と言いながら号泣している私を

抱きとめながら

 

分かるよ

という彼。

あ、分かるんだ、すげー

と思った。

 

この人分かるんだ、って感心した。

私が何で泣いてんのか

言葉にするのは難しいけどでも

この人分かってるんだと

思ったら

ものすごい幸福感であった。

気持ちが伝わる

というやつだ。

 

そのあとから

彼に癒しを感じるようになった。

5年以上付き合って初めて

癒されるー

っていう感情を味わっている。

彼に癒し効果まで備わっているとは

気付かなかったな。

小さなことで

感情はすごい動き方をするな。

 

28

28歳になりました。

ずいぶん大人の響きです。

 

仕事やめたいとか

転職したいとか

先が見えないとか

そんなこと言わずに

29歳の誕生日を迎えられるよう

転職するにしろしないにしろ

覚悟決めるのが

28歳の目標です。