SAMMY’s blog

好きなものこそが人生を彩る!

カルテットの夫婦あるある

今週のカルテットは

夫婦あるあるが満載ではないか

と思った。

 

ずっと恋人のようでいたいか

家族として過ごしたいか

結婚の前にそんな確認はしないから

相手の求めるものが違っているのに気付けない。

そのことを考えもしない。

都度都度発生する感情の葛藤も

こんなことを言って不穏な空気を作るよりは

平和な日常を保とう、

と思って本当の気持ちは

その場しのぎの優しさに飲み込まれる。

そしていつの間にか自分の「心地よい」が削られていく。

はじめは二人のために、

と厚意で我慢していたのに

それがどんどん自分の首を絞める。

 

付き合いたての頃に贈った詩集が

ずっと読まれずに放ってあって

終には鍋敷きとして使われた瞬間の

宮藤官九郎(役名は違う)の気持ちが

痛かった。

錐かなにかでプスっと刺されたような。

あ、些細だけど自分が大事にしたいものなんて

もう気にしてもらえないんだ

という放り出された感。

 

こういうの、小規模なのは私にも覚えがある。

加害者側も被害者側も。

 

相容れないこともあるだろうけど

自分の気持ちに自分で気付いて

(できれば相手の気持ちもだけど

   そっちばかり考えちゃうとやはり苦しい)

伝えていくことこそがのちの二人のためだろうな

と思う。

1次会で帰る

会社絡みの飲み会は1次会で帰ると決めた。

東京では後ろ髪を引く人がいなくて

むしろ、1次会で帰る人を笑顔で見送るのがスマート、

とされているようなムードがあって

非常に帰りやすい。

関西ではもろに後ろ髪を引く人たちがいた。

それはそれで有難いなーって気持ちもあったけど

そこにかける時間とお金と健康と睡眠を考えて

帰れれば帰るのがよい、と思った。

 

飲むのも酔っ払うのも好きだし

みんなで記憶飛ばせればそれはかなり幸せな飲みだと思うけど

会社絡むとそうも言ってられなくて

リスクのある飲み会は

酔っ払わずに帰る、と決めた。

平日の二日酔いも好きじゃないし。

今日も1次会で退散。

もう眠い。

10時就寝が当たり前の生活を送る今、

早く帰りたい最大の理由はこの睡魔だな。

 

消極的休養の日

寒くて眠くて一日中しゃきっとしない日曜。

彼は梅を見に行きたいようだったのに

引きこもらせてしまった気がする。

365日アクティブ、は私にはできないなあ。

家で本読んだりぽけーっと外を眺めたり

消極的休養の日が必要なようだ。

一人暮らしの時にはそういう日のことを

だらだらしちゃったなー

って思ってたけど

そういう日がどうやら必要らしい。

 

これからはそういう日を計画的に設けて

彼のしたいことができるようにしよう、と思う。

音楽

今読んでいるほんの影響か、

(蜜蜂と遠雷 恩田陸

演奏したり踊ったりしたくなって

swing girlsの演奏シーンやダンス動画をひたすら観たり

ヤマハの大人の音楽教室のHPをくまなくよんだりした。

 

あー歌いたい、

と思って思い出すのはいつも決まって同じシーン。

合唱の全国大会

全ての出場者の演奏が終わって審査を待つ間、

誰からともなく始まる「歌い回し」。

各団体が歌い、次を指定して歌い継ぐ。

本番も確かに音楽をしているのだけれども

歌い回しこそ、わたしは本当に音楽だなあ、と思う。

歌う人が歌うことを楽しみ、

聞いてもらえることを喜び、

聴衆が自らの生み出す音に乗ってくれていることに興奮する。

私は聴きながら自分がその音に乗ることも好きだったけど

自分が歌ってそれにみんなを乗せる方が

もっと好きだった。

そういう楽しいことをしたくなった。とても。

はっぴーバレンタイン

昨夜袋ごと冷蔵庫にしまっておいたチョコレート

今朝、豆乳を出そうと扉を開けた彼は

「あ」

と、なぜかひとことなのに

ニヤニヤが伝わる声を出していた。

「会社に持ってくやつだよ」

「あー俺のとは限らないよね」

とかとか言って

ひとしきり茶番を繰り広げた。

 

中高生の頃は

週末に材料や可愛らしい袋なんかを買い込んで

前日は遅くまでマフィンやらクッキーやらを

せっせと作っていた。

当日は浮き足立った空気の中

女子に配り、部活のみんなに配った。

好きな人には渡したり、渡せなかったりした。

 

チョコレート食べるから

夜は洋食にしよう。赤ワインも飲もう。

私のバレンタインも変わる。