SAMMY’s blog

好きなものこそが人生を彩る!

祖母と過ごす

生後1ヶ月と1週間の娘を連れて

実家に滞在。

今も全力で仕事をしている母と

祖父母の3人暮らしの実家。

祖母は数年前から軽い認知症

今回の帰省では1年前よりも症状が濃くなっていて

戸惑うこともしばしば。

 

私の勉強や習い事にも真剣に向き合ってくれていた祖母。

それ故に衝突することも多くて

一番ケンカをした相手でもある。

その強い祖母の姿はだいぶ見えなくなってしまったけど

たくさん愛情を注いでもらった分、

できるうちに私にできることをめいっぱいしたい。

私が存在するのも、

娘が存在するのも、

おばあちゃんがいたから。

 

もちろん、長生きして欲しい。

けど、離れて暮らしてるから

一緒に居られる時間は限られる。

最後ってそのときには分からなくて

後で振り返ってみて初めてわかる。

一緒に料理したのはあれが最後だったとか

一緒に笑い合ったのはあれが最後だったとか

その時にはそれに気付けない。

 

小さな娘の存在は祖母にも幸福を運ぶ。

毎日娘に触れては溢れんばかりの笑顔を見せる。

娘の記憶にも残って欲しい。

 

今までに感謝をこめて

今のおばあちゃんに敬意を持って

幸せな瞬間を積み重ねられるように。

 

赤ちゃんを育て始めて気づいたこと

ママになって23日目。

妊娠中は出産後のことをあまり想像できてなくて

産んでから気がついたことが色々あったので書いておく。

 

●産後のワンオペ育児は無理

「赤ちゃんのお世話と言ってもオムツとミルクだけならそんな大変じゃないのでは…?」

と産前は思っていた。

支援を申し出てくれる義母や叔母をありがたいと思いつつ

そこまで支援が必要とは思っていなかった。

でも実際やってみて、ひとりでの育児は大変だった。

ひとりでお世話をする日は

自分のご飯と十分な睡眠を放棄しなければならない。

赤ちゃんのおなかの空くタイミングが読めない

飲む量が読めない

寝る時間が読めない

泣いている理由が分からない

それらが予想通りに行くときもあれば

てんで外れて翻弄されることもある。

ミルクをあげるのなんて10分20分の話でしょ?

と思っていたけどそうではない。

ミルクを作るのに5分、

飲ませるのに15分〜30分、

(途中でうとうとしだすと時間がかかる)

げっぷを出させるのに5分、

げっぷが出なければ20分縦抱きで抱っこ、

すぐに眠らなければ寝かしつけに5分〜30分

トータル1時間を超えることもしばしば。

昼間はまだいいけど夜間はしんどい。

特に産後1,2週目は

お股問題や胸が張る、子宮が痛む、腰痛等々、体的にもしんどいので

自分は赤ちゃんのお世話に専念して

ご飯を用意してくれる人がいた方が絶対良い。

できれば1時間でも2時間でも

赤ちゃんを預けて眠る時間も確保した方が良い。

過度な睡眠不足は人間性が失われるのでね、

本当に寝た方がいい。

 

●母乳ミルク問題はデリケートな話

私の母が母乳が出なかったと聞いていたので

私も母乳が出ないのでは?と思っていたら

割と出た。

でも赤ちゃんと我がおっぱいとの相性なのか

赤ちゃんは直乳を飲むのにかなり苦戦している。

直接飲む分では到底お腹いっぱいにならないので

ミルクを足している。

産後3週間経った今でも母乳の出る量はあまり増えず

このままフェードアウトしてミルクオンリーでも良いかと思っている。

私自身は母乳でもミルクでも子は育つ!と思っているし

ミルクオンリーの場合も

人に預けられるとか

自分の食べ物に制限がなくなるとか

メリットも多いので良いと思ってる。

けれども周りには母乳が一番と思っている方が結構いて

母乳をたくさん出すためアドバイスをよくいただく。

母乳が出るかどうかとか、どれくらい出るかとか

そういう話って個人の体のことだし

かなりプライベートでデリケートな話だと思う。

でもその辺の話を大っぴらにされることがある。

なんなら男性のいる前でも話される場合がある。

とても嫌だなあと感じた。

それから私自身は母乳が出なくても問題ない、というスタンスだったのに

赤ちゃんが満足に母乳飲めないなんて大変!

というスタンスでアドバイスされると

私の気持ちも不必要に揺らいでしまう。

当人のスタンスを尊重して欲しい。

こういう話は当人から相談を受けたのでなければ

切り出すべきではないと思う。

私は他人の母乳問題には口を挟まずにおくことを誓う。

 

●夫の家事能力とても大事

妊娠中は毎日8時間程度寝ていたけど

今はまとまって3時間寝られればいい方。

夜間も赤ちゃんとタイミングを合わせて眠るので

起床時間も毎日バラバラ。

そんな中、夫は食器洗いやゴミ出し、休日のご飯作りを率先してやってくれている。

さらに朝6時半には家を出るにもかかわらず、

出勤前に炊飯器をセットしたり洗濯機をまわしたりしてくれており

非常にありがたい。

朝目覚めてそれらのありがたい行いに気付く。

特段私がこれをやって欲しいと言ったわけではなく

すべて自らやってくれていることなので

仕事できるなあとつくづく思う。

もし来世で男性に生まれたら私もこのようにしたい。

でも欲を言うならば、

産後3カ月くらい男性も育休を取って

夫婦2人で育児できればいいなと思う。

赤ちゃんの成長も共有できるし

大変なことも共有できるし助け合える。

 

●肌荒れ問題

妊娠中は肌トラブルが少なかった。

それはエストロゲンというものが増えるかららしい。

産後はそのエストロゲンが急激に減る。

伴って私は肌トラブルに見舞われている。

多分睡眠不足も影響していると思う。

チョコラBBを飲み始めたけど

生活リズムが整わないと美肌は難しいなあ

と改めて感じている。

ベビーとの生活のリズムをはやく掴みたい。

 

●おなかの大きさ

産後すぐは妊娠7ヶ月くらいのおなかと同じレベルだった。

不思議なことに徐々におなかが小さくなって

産後3週間の今は妊娠4,5ヶ月くらいの感じ。

小さなモルモットくらいがおなかにいる感じ。

そして正中線がくっきり。

おなか自体はだんだん小さくなっていくらしいし

正中線も時とともに薄くなっていくらしい。

おなかの肌触りがふにふにで無抵抗な感じ。

ちょっと腹筋したら即座に悪露が少し増えてしまったので

産後2ヶ月以降くらいから徐々にシェイプアップしてゆきたい。

でないと妊娠前の服が全然入らなくて困る。

 

●ストレスに思うこと

産後1カ月は外出禁止らしい。

母体の回復&赤ちゃんの抵抗力の弱さゆえ、らしい。

私はまあまあインドアだし家好きなので

それはそこまでストレスではないけど

ファッションでモチベーションが上下する私は

オシャレしてたいのに

着たい服が入らないわ

肌荒れしてるわ

髪、まつげ、爪も随分お手入れしてないわ

という点で滅入ることはある。

夫にズタボロな姿しか見せてなさすぎて

なんか大丈夫だろうか、とも思ったりしている。

徐々に整えてゆきたい。

 

 

書いたら少しスッキリした。

以上が産後の気付いたこと。

産後8日目の記録

退院してベビーと家での生活が始まった。

入院中、3時間おきの授乳を言い渡されて敢行していたので

同じことを自宅でもやっている。

我が子は一度寝ると3時間以内には起きないので

くすぐったりオムツを替えたりして起こしている。

でもこちらが眠さマックスの時は起こさずにそっとしておくこともある。

 

入院中は助産師さんたちが

要望に応じてミルクや搾乳した母乳をあっためて持って来てくれたり

哺乳瓶を片付けてくれたりして

ありがたいなあと思っていた。

妊娠中、産後の生活があまり見えてなくて

ミルクや除菌消毒グッズを用意していなかった。

母乳だけでいけるかもしれないし。

しかし入院中に我が子はおっぱいを吸うのが不得手ということが分かり

夫に頼んで退院前日に

搾乳機とミルトン、ミルクを買っておいてもらった。

今まで助産師さんにやってもらっていた

ミルク作り、哺乳瓶や搾乳機の除菌消毒などなど

家でやるの大変だなと思っていたけど

案外スムーズにできている。

それというのも

ベビーと眠る部屋が洗面台から5歩の位置にあること

洗面台にティファールを置いてすぐお湯を沸かせるようにしたこと

同じく洗面台にミルトンを置いて使ったものを洗ってつけておけば1時間で除菌できるようにしたこと

ミルクは計測不要のキューブ状のものを使っていること

洗面台に水を張ってミルクがさませること

以上のことから

ミルクは5分以内に作れるし

片付けも哺乳瓶だけなら30秒で済む。

色々夫が発案してくれたライフハック

 

よく寝る子とは言えど

夜間も2,3度授乳が必要。

空腹マックスの彼女は半狂乱で泣き叫ぶので

流石に毎日仕事の夫とは一緒に寝られず

別の部屋で寝ている。

それでも夜中の物音にきっと起きてしまっているだろう。

そんな中、出勤前に私の昼ごはん用に炊飯器をセットしてくれてたり

スープ用の野菜が洗って切ってあったりする。

子の泣き声にいつもより1時間早く起きて来て

ミルクを作ってくれ

寝ときなよ、と言ってくれる。

産休中の身なので子育て系は

私が一手に引き受けねば、と思っていたけど

産後の体はまあまあガタガタで

夫のサポートがとても有り難い。

産後1ヶ月を過ぎれば

産褥期は安静に、の呪縛からも解き放たれるので

その後は徐々に家事全般復帰していこうと思う。

 

まだリズムが掴めないし

ベビーが泣くと私も焦っちゃうけど

共同プロジェクトだと思って

お互いにとってよいスタイルを見つけてゆきたい。

産後5日目の記録

産院を退院した。

一人で入院して、二人になって退院した。

 

入院中最後の夜、

ベビーの眠っているコットに付けられている呼吸感知機がアラートを鳴らした。

アラートが鳴るのは呼吸が感知できなかった時。

びっくりして飛び起きたら

助産師さんも駆けつけてくれて、

結果、機械の誤作動だった。

慌ててたので私は裸足で

そのことに後から気づいて

とても大事な存在ができてしまったな、と思った。

さらには誤作動だったことに安心したら涙が止まらず

この先何十年と続く母親人生、涙が足りなくなりそう。

 

退院の日、娘を抱いて病院の外へ一歩出た瞬間

爽やかな風に娘は身震いした。

街には桜が咲き始めていた。

夕ご飯の後、

夫が娘へのバースデーケーキを買って来てくれたので

ハッピーバースデーの歌を歌ったら

またもや涙が。

無事に出て来てくれてよかったなあ

本当にそう思う。

妊娠期間は幸せな10ヶ月だった。

でも無事出て来てくれたことの方が

もっともっともっと嬉しかった。

こんなに可愛い人がお腹の中にいたんだなあ

夫と一緒に親になれて嬉しい。

記念品として夫がプレゼントをくれた。

夫の誕生石と娘の誕生石のネックレス。

娘だけじゃなくて夫自身の誕生石も入ってるところがかわいい。

大事な大事なこの二人と

この先たくさんの時間を共有しよう。

楽しいことはもちろん、悲しいこともうまく行かないことも

ちゃんと一緒に共有しよう。

 

産後4日目の記録

無事に娘が生まれた。

お産は想像よりもずいぶん大変で

娘の頭が出て来たときは心底ほっとした。

無事出て来てくれたことによかったあと思って

そしたらなんか

妊娠線とかボディラインとか

もう本当にどうでもいいことそんなこと

と思った。

元気で無事に出てくることだけが大事だ。

 

娘は生後4日間ですでに成長が見られるし

小さくてとてもかわいい。

おっぱいの出が良くなって張って痛いとか

例に違わずお股問題を抱えていたり

腰がガクガクだったり

下腹部が痛んだり

母体は確かにぼろぼろ。

それ故に退院後の生活を不安視する気持ちもある。

わたしのこの体、ちゃんと元に戻るかな

元に戻してさらに今後は娘を抱えて歩くのだから

より丈夫にならねばならぬのだけど。

今後の生活、流れに身を任せて

ベビーと一緒に研究しよう。

あと2日

予定日まであと2日。

少し変わったことと言えば

骨が押される感覚が日に何度かあることと

胃もたれ感があること。

(それでもお腹すくので食べる)

 

寒がりの私のベビーなので

あったかくなってきたから出てくるかなー?

と思っている。

いずれにせよ予定日1週間を過ぎると

促進剤を打たれるので

あと10日後くらいには出てくるはず。

理想としては促進剤なしで産みたいけどね

どうなることやら。

人の出産レポを読んでは

壮絶なお産、穏やかなお産、長期戦のお産、、

色々あるねぇと思う。

穏やかに産みたいけど、いざなってみないとね

どんなものかまだ想像も曖昧。

 

母や祖母、叔母やいとこ、友人たちから

そろそろかな?と連絡をもらう。

気にかけてくれていることがとても嬉しい。

こういう時父を含む男性陣は音沙汰なしなので

出産に対する興味の差を感じる。

いや、本当はそわそわしてるものの連絡できないだけかもしれないけど。

こっちの世界に出てきたら

みんなに会いに行こうね〜

抱っこしてもらおうね〜

と話しかけながらまだのんびりしてるけど

いつ陣痛がくるのかちょっと緊張。

わが子よ、いつでもよいぞ!

 

ラスト2週間

出産予定日まで2週間を切った。

昨日骨が圧迫されるような痛みが少しあっただけで

ヒヤっとしてしまい、

陣痛耐えられるのか…と不安に思い

急遽出産時の呼吸法などを調べたりした。

母という人たちがみんな通っている道とはいえ

ちょっと前兆を感じただけで

思ってたよりハードなのでは…

と少し怖気付いていている。

 

去年の今頃は結婚式の準備で忙しくしていた。

結婚式を挙げられること、とても嬉しかったし

当日のことは今もよく覚えている。

緊張も少しあったけど、安堵というかホームを感じるというか

家族も友達も含めてアットホーム感がすごくあったなと思う。

 

生まれたら忙しくなるよと散々脅されるけど

(本当はそんなこと言わないで欲しいけどさ)

私と夫のベビーが生まれるのは

喜びとか幸せとかいうよりも、

なんかすごいことだと思う。

アメージング?というんだろうか。

6年付き合ってやっと結婚した。

付き合いたての頃は2人でいられることがこの上なく嬉しくて幸せで

これ以上の幸せがあるのだろうか

と思ったりもしたけど、

それ以上は確かにあった。

それ以上、というか

そこからの延長線上でしか見られない世界が確かにあった。

家族みんなに祝福されることは難しいかもとおもっていたけど

それも叶った。

したいしたいと思っていた2人暮らしは

もう慣れてきちゃったけど

眠る瞬間に彼の温度を感じられるのは幸せだし(体温が高くて温かい)

毎日見る世界が2倍になる。

純粋に2倍に、とまではいかなくても

違う場所に出勤して違う仕事をして

同じ場所にいる時もものの見方が違って

4つの目で見ている感じがする時がある。

ベビーが生まれたら世界は3倍になるのだ。

 

最近読んだ瀬尾まいこの小説

そしてバトンは渡された

の中で、

こどもがいるってことは明日が2つになること

という内容のセリフがあった。

それいいなと思った。

こどもがいる生活は未知。

その分楽しみだよ。