年始に考える家族
お正月は島根に帰省。
足腰の弱くなったおばあちゃんが
終始心配であった。
初詣もたくさん歩くのは嫌だ、
と躊躇していた。
物忘れもちょくちょくで
私が島根に帰ってきたのは
今日だったか昨日だったか
定かではなかったりする。
近年少しずつ感じていた老い、を
ここへ来てぐっと強く感じてしまった。
それでもおばあちゃんの作るお味噌汁も
黒豆の煮たのも美味しくて
削ぎ落としても削ぎ落としても
おばあちゃんの守りたいものがそこにある気がした。
元旦にはみんなでおせち食べた。
1/3が誕生日のおじいちゃんに
ブックカバーをプレゼント。
囲碁に熱心なおじいちゃんは
分厚い囲碁の教本を持ち歩いている。
500ページものその教本も無事カバーできて
持ち歩いてもらえそう。
新年会という名目で
学生時代のバイト先の皆様方と飲んだりもした。
7人中5人が既婚かつ子持ち(出産予定含)
残り2人が婚約中という
最近の若者らしくない状況。
結婚だってするし
子供だって持つし
家だって買う。
みんな背負うことを厭わない感じが
清々しかった。
そしてそれらのためにちゃんと稼いでいる。
きっと愛された記憶のある人は
誰かを愛さずにいられないのだなあ
色んな家族があると思うけど
少なくとも最近会った人たちは
そういう家族の中にいた。
そして私もきっとその中にいる。