SAMMY’s blog

好きなものこそが人生を彩る!

きみも味方か

本当、結婚のことばっかで

鬱陶しいひとだけど

どんどん忘れるから、

忘れたくないから、

忘れないうちに書いておく。

 

みんながおめでとう、と言ってくれる度に

きみも味方か!泣

という気持ちになる。

抱きしめたい、みんな。

というのも、プロポーズから3年とちょっとの間

私たちの味方は少ない、と思っていたからだ。

 

祖母は彼が中国人という理由だけで猛反対。

母は祖母をなだめるのに疲弊し

「違う選択もあるのでは?」などと言い出す。

中国人らしい苗字は避けよ

子供が生まれたら名前はどうする?

中国に住む可能性が1ミリでもあるの?

もうマイナスから入ってるからフラットにするのも大変。

時代も育ってきた環境もあるから、

祖母の価値観自体を変えるのは無理な話だった。

 

喜んで欲しいと思う身近な人たちが

そのような感じだったので、

ああ、結婚するのってむちゃしんどいな

って思った。

乗り越えなきゃならないハードルがすごく多い。

家族に嫌われてでも入籍することもできなかった。

それは私の望む結婚とは違ったから。

時がなんとかしてくれることもあるか、

なんて甘いことを考えたけど待っても無意味だった。

 

彼に帰化してもらう案も出ていたし、

本意ではなかったものの、彼に手続きを始めてもらっていた。

そのことに、私は後ろめたさがあった。

なんでそのままじゃだめかなー

イギリスならこんなん問題にならないだろうなー

(ホームステイした時に「お父さんはなに人?お母さんはなに人?」と聞かれた記憶が鮮烈だった。)

と思った。

 

みんなが幸せになれる方法を考えたけど無理だった。

だから、私は私の希望を通そうと思った。

(彼の意向でもある)

帰化の手続きをストップして

年内に入籍するから!と言って

なかば強制的に祖母に彼を会わせた。

話好きな祖父は喜んで話してくれた。

「よさそうなひと。話しやすい。」

これだけですごく嬉しい。

一方祖母は

「これで中国人じゃなかったら完璧」

もはやそれは最高の褒め言葉。

祖母が彼と話し始めた時、母は涙を浮かべてすらいた。

 

わたしたちの仲間がようやくできたな

って感じがした。

 

結婚を報告すると想定外なことに

たくさんの人がおめでとう

と言ってくれるので、もう

ブルータスお前もか、的な。

いや、きみも味方か、という。

 

これはすごく、幸せなことだ。