SAMMY’s blog

好きなものこそが人生を彩る!

ヨコハマ

友人夫婦の幸せな結婚式に出席した後

7年も前、付き合い始めの頃に泊まったホテルに泊まって

ホテルのバーで語るという至福の時間を過ごした。

(妊婦になるとバーに入るのがためらわれるけどホテルのバーは入りやすかった。

ノンアルカクテルがあるとなおさら)

 

私はもう何年も

私のやりたいことってなんだろう

何をして生きて行くべきだろう

と考えてきたけど

夫の人生の目的が

私やこどもや孫に囲まれて死ぬこと

と聞いて

もっとシンプルでいいんだ

と思えた。

どういう風に死にたいか考えて

って言われて

セブのホテルで夫である彼が息を引き取っているのを確認したすぐ後に

すっと死にたい

と思った。

彼より先に死なない約束をしているので

先には死ねないけど

彼のいない世界にいる時間を想像してしまうと

それがった5分であっても寂しすぎて

お洒落なワッフルを食べながら泣いた。

 

彼と美味しいごはんをたべて

お酒を飲みながら喋って

いろんな所に旅行に行って

それを目的にしたってよいのだ。

私のしたいことなんだから。

そのために日々生きてみよう。

そう思ったらなんか悩みが薄くなった。

残業する時間や休日出勤の時間も

なんだかもったいなくなった。

大事にしたいこと第1位は決まってたみたい。

第2位以下は追々見つかればいいな、と思う。

スーパーマンみたいな人

仕事で関わった人の中で

スーパーマンみたいだと思っている人が3人。

そのうちのひとり、

今一番近くで仕事ぶりを見ることのできるスーパーマン

まもなく退職。

今日はその送別会。

 

その人の新卒から今までの経歴を一通り聞いた。

新卒で入った会社は海外製のブレーキの卸し。

サーキットでブレーキ使ってもらって

レーサーに使用感をひたすらヒアリング。

興味がなかったから半年で退職し

システム会社へ。

システム会社での初日は納品前日の現場。

システムへの投資に勢いがあったその頃は

売れるから作る

作れば売れる

そんな世界。

ただし、納品物の品質はガタガタで

テストも半端、エビデンスもない。

次に行った現場ではお客さんのやりたい内容と

上から降りて来る仕様がまるで違う。

これ、なんかおかしいんじゃないかと思い続け

さらに次の現場では発展途上のパッケージ開発。

おかしいんじゃないか

って思ってたことを、自分のやり方でやっていっていい職場だった。

お客さんのやりたいことをよく聞いて

それを実現するための仕組みを考え

作ったら業務にそくしたテストを考え

テストを網羅できるようにテストケースを作る…

こうやったらいいのでは、を形にしたら上手くいった。

それで自信をつけてどんどん成長。

次はマネジメントをしたい、と課長のポジションを。

 

何より大事なのはコミュニケーション、

と彼は言う。

同じ言葉を今まで幾度となく聞いてきたけど

彼ほどの説得力は感じなかった。

その人は本当によく人に話しかける。

友達のように、親戚のおじさんのように、すごく気軽に。

コミュニケーションを取るといろんなことを学べる、という。

この人がどういう人なのか

どんな考え方なのか

どういう話し方をするのか

日頃コミュニケーションを取っていると

何かあった時話しかけやすい。

 

そして、

彼の仕事の在り方は

いかに楽しく仕事をするか

というところによる。

どうせやんなきゃならないなら

どうやったら楽しくなるか

ギスギスしない、いい雰囲気でやれるか

そんなふうに考えているという。

 

仕事が楽しくなかったことがない

そう言い切る彼は輝くスーパーマンすぎて

眩しい。

楽しく仕事ができるように

建設的な思考と行動力と

朗らかなコミュニケーションで

人の心をも軽くして

働いてきたのだなー

私も幾度となく救ってもらった。

残業していると

なんか困ってる?

と、自分が帰る前に必ず声をかけてくれる。

1人で残業は寂しいじゃん

と笑いながら、一緒に考えてくれたりする。

誰かのピンチを拾って

手の空く人を集めてきて

人海戦術で解決、なんてこともよくあった。

我らチームのことを

仕事はできる人が多いけど

コミュニケーション取れない人が多い

と彼は評した。

そりゃあ彼のようなコミュ力を全員が持ち合わせていたら

きっとハッピーな職場だ。

誰もが楽しく仕事をすることを考えるから

無駄が出にくいし

行き詰まってる人に手を差し伸べるから

ひとりで悶々とする人が出ないし

雰囲気がいいだろうな。

 

胸張って

仕事楽しいって言えないの

情けないし、悔しい。

自分のやりたいことなんだろう

とか考えて鬱々しちゃうけど、

未来を作るのはそういうことじゃないかもな。

目の前の世界を理想に近づけていくと

おのずとやりたいこととか自分の使命的なものに

出会えるのかもな。

私も少しはスーパーマンになりたい。

反省会

最近はできないことが多くしょっちゅう落ち込んでいる。

任された仕事が予定通りできない。

トラブルシューティングが下手。

焦る気持ちが他の仕事に波及。

初めて出席したお通夜で勝手が分からず数々の粗相。

 

でももうやっちまったことは戻せないので

次は上手くやろう。

予定とずれた時はその瞬間にスケジュール見直そう。

関係者に伝えよう。

トラブルの持って行き方はヤバそうなら素早く得意な人に相談しよう。

マルチタスクが無理なら一つずつ片付けよう。

自分がパツパツの時は誰かに仕事振るのもよし。

失敗だらけの毎日は今後に生かそう。

それしかない。

そう思わないと恥ずかしくて悔しくて縮みそう。

もうこんな思いをしないように。

 

7月1日

昨日、新婚旅行から帰ってきた。

4年ぶりのセブはあんまり変わっていないように思えた。

 

プロポーズしてもらったレストランでディナーを食べるのに

新しく買った綺麗な青のワンピースを着たり

朝ごはんを食べるだけなのに

背中の空いた黄色いワンピースを着たりした。

毎日違うイヤリング をつけよう

と思っていたけど、後半は1番セブっぽいものばかりをつけた。

素敵な服を着ることが生き甲斐だし

さらには、隣に夫となった彼がいるのならば

なおさらおしゃれしない理由が私にはない。

 

毎日海に浮かんだり

海を眺めて今後の自分の人生を空想してみたり

アイスクリーム食べながらチェスをしたり

快適な部屋でドラマを見たりした。

毎朝目覚ましをかけなくても早くに目が覚めた。

予約したエステが思った以上に良かった。

彼はマンゴーをたくさん食べた。

自由な時間だった。

 

1週間前の結婚式で私たち2人、

似てるね、

と言われることがしばしばあった。

顔の作りや大きさは明らかに似ていないので

多分雰囲気が似てるね、ということだと思う。

 

もちろん違いもたくさんあるけど

似てるね、と言われるたび、

もともとお互いに持っていた性質に加え

共有した7年間が加わって、

お互いの空気感が似てきたのでは、と思えて

私は嬉しかった。

ミソスープと鶏がらスープそれぞれに

同じ調味料が加わっていくような。

 

今日はゆっくり起きて

スーツケースを片付けるために洗濯をした。

午前中、アクタスに注文していた椅子が2脚届いた。

お昼は近くのお蕎麦やさんで冷酒をやりながら

せいろを食べた。

揚げなすに梅おろしと大葉

あじの天ぷらが美味しかった。

浅漬け用の野菜を買って帰り、

彼は浅漬けを仕込み、私は洗濯第2弾。

浅漬けを漬け終わると

彼は海パンにTシャツで区民プールへ出かけた。

区民プールはガキンチョばかりだった

と言いながら、しっかりプールに入ってきた様子。

スーツケースの片付けの続きをやり

彼は夕飯用に冬瓜とわかめ、そうめんを茹でた。 

 

まることサザエさんを見ながら

浅漬けとにゅうめんを食べた。

夫の作るご飯は本当に美味しい。

 

コンビニで明日の朝ごはんを買うついでに

私用のチーズタルトを買ってきてくれた。

 

私は今日一日セブで買ったパイナップル柄の

オーバーサイズのTシャツを着ていた。

 

夜、母へセブから無事帰ってきたよ、の電話をしたら

祖父母と結婚式の写真を眺めていた所だったという。

祖父母が私たちの結婚を今、とても喜んでくれており、

1年前はこんなに歓迎されるとは想像できなかっただけに

人の気持ちは変わるものだな、と思う。

加えて、去年の夏、思い切って彼を地元へ連れて行って

本当に良かったなと思う。

 

 

結婚式終わり+新婚旅行終わり+梅雨明けで

なんだかちょっと区切りがついたような

そしてなんだか元気なようでもあり

落ち着いた感じもありの1日だったので

(こういう感じがチルなのか)

書き留めたくなって書いた。

 

大好きな夏は始まったばかり。

準備が終わらない

あと2週間後が結婚式なのに

色々準備が終わってない。はは

初めは自宅パーティの延長のような

アットホームさにしたい!

と思っていたけど

当初より人数もそれなりに増え

こだわりたい気持ちが多くて

準備が終わらない始末。。

 

でも、思ってた以上に準備が楽しい。

ドレス着るのも楽しみ。

家族がみんな集まるのも楽しみ。

普段は地元の友達と

会社の友達と

大学の友達と

みんな一緒に会えるなんてことはないから

いっぺんに会えるなんて、夢のような。

自分たちが主役のパーティなぞ

この先もうないかもしれないし

楽しみでしかない。

その後の新婚旅行も楽しみ!

なんならその先もずっと楽しみ!

いつか家族が増えるのもいいし

増えなくてもいいし

彼と一緒に仕事というかお店というか

そういうのができたらいいな

などと夢見がちな未来を描いたりもする。

おしゃれな紳士淑女になって

朝は優雅に食事して

昼間はそれぞれやりたいことやって

夜は一緒にお酒を飲んで

そんな日々を繰り返したいな。

下見に

有休を取った今日は

引っ越すかもしれぬ土地の朝の様子を見に来た。

都心のラッシュほど殺伐とした雰囲気はなく

家から起き出してきた人達がテクテク歩いてくる。

人が生活してる街、という感じがした。

なんか、この感じデジャブだなーと思って振り返ると

11年前に調布に来た時と似てることに気づく。

大学入学とともに上京して一人暮らし

というのは大きな環境の変化だったけど

調布にはスッと馴染めた。

改札内に花屋さんのある調布駅

24時間営業の西友

地下で野菜を売ってるパルコ

駅前のたい焼き屋さん

3月の春めいた空気も相まってか、

あの頃のワクワクした気持ちとか

ちょっと寂しい気持ちとか

思い出した。

春はいつかの春のことを思い出しがち。

また、好きな場所が増えそうだな。

スーパーマンみたいな

スーパーマンみたいだ

って思う会社の先輩が3人いる。

仕事が早い、できる、稼ぐ

信頼が厚い、

ユーモアがある

そんな人たち。

スキルや知識はもちろんのこと

マインド的に3人に共通点があるなって気付いた。

・人によって態度を変えない

   年下年上上司部下顧客問わず、同じ姿勢

・決断を人に委ねない 

    自分はこうしたい、とか

    こうした方がいいと思う、が常にある。

・先を見据えている

    目の前のことの先に何があるかを把握して

    話したり、動いたりしてる。

 

あと10年以内に彼らのようになれるか

って思うと、

少し前までは遠すぎて絶望しかなかったけど

超頑張ればいけるかも、くらいに思えてきた最近。

スーパーマンのやり方を近くで見てると

少しずつそれが染み込んでくる気がする。