西安旅行記②
だいぶ間が空いてしまったけど
西安旅行のつづき。
二日目は朝から外でごはん。
食べたのはこれ。
胡辣汤(ウーラータン)と七宝粥。
胡辣汤は名前の通り胡椒のスープ。
かなり胡椒が効いていて
野菜やお団子が入ってる。
辛さより胡椒がくる。
七宝粥はやや甘め。
甘酒をかなーり薄めに溶いたような甘さ。
なつめや雑穀など
7種類の食材が入ってることから
「七宝」粥というらしい。
手前は肉まんと野菜まん。
日本のコンビニまんと比べると
生地がしっかりしてる。美味。
午前中は彼の住んでいたあたりを散策。
屋台的なお店が多い。
くるみや果物、麺(!)とかも売ってる。
西安交通大学前。
風船おばさんは
近所の公園の子供たちのために
飛んで行ってしまうんじゃないか
ってくらいたくさんの風船を担いでいた。
夏休み中だからか大学は静かだった。
緑が美しい。
ニワトリが柵から出てたりね。
どうやって出たの。飛べるの?
お昼は西安料理のお店。
彼のおじいちゃんや
おじさんおばさんいとこ達
総勢9名で円卓を囲む。
美味しいものは色々あったけど
サツマイモの葉の炒めもの(激にんにく)が
最高だった。
「日本にもあればいいのに」
と言ったら
「昔は他にないから
サツマイモの葉も食べてたんだよ」
と言われた。
選択した上でのサツマイモの葉、と
選択の余地がなく
仕方なく手に取ったサツマイモの葉では、
同じ味でも価値に差が出るよな。
いろんな食材がある今でも
そういう経緯からサツマイモの葉に
価値を感じないのかもしれないな。
中国語をほとんど話せない私にも
みんなたくさん話しかけてくれて
たくさん料理を取り分けてくれて
大家族、いいな
と思った。
きっと面倒もあるのだろうけど
みんなで仲間に入れようとしてくれてる感じが
ハートフルだった。
わいわい最高。
彼とおじいちゃん。
午後は書院門で
石に彫られた美しい字をひたすら眺めた。
その昔、美しい字を書けることは
ステータスの1つで
みんなが字を習い違ったらしい。
そこで美しい字を石に彫って残し、
彫られた字を拓本してお手本にし
みんなが字を学んだとのこと。
今でも書院門の辺りは
字で生計を立てている方が多く住む。
近くには書の学校もあり、
字を学びたい人々がここへ集まり
学び、精進し、
この辺りにお店を持って身を立てる。
実際の拓本作業も目にした。
書で生きていく、
と決めたのはいつ頃なんだろう。
夕ご飯になまずの鍋を食べた。
噛まなくていいほど柔らかい身だった。
なまずは生臭いと聞いてたけど、
全くわからなかった。
というのも、鍋が辛すぎた、、
花山椒が目いっぱい入ってて
舌がしびれるしびれる。
写真がないのが残念。
二日目はこれにて終了!!
早起き
あさ5時に眼が覚めた。
同居人である彼は早寝早起き。
だいたい10時には就寝
5時頃に起き出す。
以前は専ら夜行性だった私も
テレビのないこの家で
彼と暮らすようになって
早寝早起きが身に付いてきた。
テレビがない
というのは大きな要因。
必要な情報はネットで得て
映画や動画を見るために
プロジェクターを置いている。
壁という壁が全て白いので
スクリーン代わりとして使っている。
近距離からでも投影できる
優れもののプロジェクター。
YouTubeを繋いで
新喜劇もこれで観る。
唯一にして最大のネックは
部屋が明るいと投影できないこと。
TVドラマが観たいこともあるけど
huluで配信されてるドラマもあるし
不便は感じてない。
以前は大して見たくないはずの番組を
だらだらと見てしまっていたので
それがなくなった分、
無駄がなくなったように思う。
(その分たくさん寝ている…)
朝日とともに起きると
綺麗な景色が広がっていることが多くて嬉しい。
花を飾る
友人の結婚式でもらったお花たち
飾るために花瓶を買った。
花瓶には
recycle product
と記載があった。
欲しいものを買っただけだけど
いいことした気分になる。
少し歪んだ形もいい味だと思う。
お花を飾る、ということが
これまでの日常にはなかったので
新鮮な感覚。
花びらが傷みやすいので
丁重に愛でている。
ブーケの形でもらったお花を分解して
枝を少し切ったり
葉を取ったりして生けたけど、
なかなか思うようにならず。。
↑ 思うようにならなかった方。難しい。。
住空間を快適にするアイテムが増えると
さらに快適にしたくなる。
その環境で飲むお茶や食べるごはんにも
気を遣いたくなる。
”丁寧に暮らす”
ということの良さを少しだけ
分かったような気がする。
天真爛漫な女の子の結婚式
友人の結婚式に出席しに、名古屋。
予想以上に近代的で綺麗な都市だった。
本当に良い天気で、気持ちいい。
久しぶりに会う彼女は
お世辞ではなく本当に綺麗になっていて
ピカピカの笑顔に心がきゅっとなった。
短い時間の中でも
旦那さんが彼女を好きだっていうことが
伝わってきてしょうがなかった。
きっと彼のたくさんの愛が
彼女のあの笑顔を作ってるんだ、たぶん。
彼女自身、
前より自分を好きになれているんじゃないかな
と感じた。
それってすごくすごく、すごいことだと思う。
愛が人を変えるんだなあ。
最良の人に巡り合ったのだ、と思う。
私も彼女の姉になってお祝いしたいくらいに
よかったなあ、よかったなあ
と終始思っていました。
夜までずっといい天気だった。
夜風が気持ちい。
人の幸せは、他の誰かをも幸せにする。
言葉間違い
同居人である彼の小さな言葉間違い。
◉ちょっとした雨編
雨がパラパラ降っているとき
私「雨降ってるね〜」
彼「こあめだね〜」
私「それ、こさめ、だよ?」
彼「え、」
調べてみたら、
”小雨”は「こあめ」とも「こさめ」とも読むらしい。
正解だった…。
◉軽い夕食編
私「夜何食べたい?お昼遅かったからあんまお腹減らないよね〜」
彼「んー、適当におぞうに買って帰る?」
私「おぞうに?私おもち嫌いなの知ってるよね…?それにきみ、あずき嫌いじゃん。却下。」
彼「あ、違う。おぞうすい。」
私「雑炊?雑炊って売ってるかな、作る?」
彼「あ、おそうざいだ。。」
雑煮、雑炊、惣菜が
いつもごっちゃになるようです。
◉得意なこと編
植物を育てるのが上手な彼。
私「本当、育てるの上手だね。どんどん伸びてる。」
彼「まあね。おちゃのものだよ。」
私「おちゃのもの…?」
”お手の物”
と
”お茶の子さいさい”
が混じったようです。
彼がイミフの言葉を言うたびに
嬉々として記録する私です。