SAMMY’s blog

好きなものこそが人生を彩る!

健やかな1年に

近頃、休みの日は夜に映画をよく観る。

さっき観たのは

パーキンソン病の女性とチャラ男を装っている男性の話。

人の病気を受け入れるって難しいよな、と思う。

映画の中で男性が彼女の病を治したくて遠方の病院に連れまわすシーンがあるけど

それは彼女のため、と言いつつ

自分のためでもある。

今後、結婚してずっと一緒に生きていく際の自分の負荷を減らすため。

楽しい時間を共有したいし、お互い面倒は被りたくない。

そのためにできることもあるかもしれないけど、

避けて通れない面倒は受け入れるしかない。

じゃあどういう心持ちで受け入れるのか。

 

小さい頃、夜中に具合が悪くなって父を起こし

吐いたことがあった。

その時、父は迷わず両手で嘔吐物を受け止めてくれてそのことが今でも記憶にある。

汚い、なんて思わなかったんだろうな。

ずっと前、恋人時代に夫にそのことを話した時、

俺も受け止めるよ

と普通に言うので小さく感動した。

 

1週間に一定量以上のアルコールを摂取すると

心疾患にかかる可能性があがる、

という研究を最近夫が読んだという。

その量を上回るアルコールを日頃摂取している夫。

祖母が祖父の飲み過ぎを心配する気持ちが

初めて分かった。

夫とはまだまだこのままの体と心でやりたいことがたくさんあるんだから

なるべく長ーく元気でいて欲しいだけ。

だからアルコールを控えよ、と言ってはみるけど響いてない。

 

あと2ヶ月と少しで母になる。

望んでいたことだけど、近づくと不安は出てくる。

健康上のことは生まれてみないとわからないことも多い。

性格、人格だって私とは正反対で理解できないこともたくさんあるかもしれない。

でも産もうとしてる。

この子がどういう人か、

自分とは違う人間だ

ということも念頭に置いて理解に努める。

3人とも心身共に健やかに暮らせるように

できることをやる。

気負いすぎずに家族の心身の健康だけ、

まずはそれだけ考えたい。

12月

1週間たくさん働いた。

産休に入る前にしっかり人の役に立っておこう

と決めたら、

人の挙動メールスケジュールを強く意識するようになって

やってあげたいことが出てくる出てくる。

お節介でもいいから、

やっといた方が良さそうなことは全部やる。

年末までが繁忙期な我が部は

みんなパツパツの状態で働いているのに

適度にユーモアがある人たちでそこが本当に好き。

ユーモアの心、いつでも忘れずにいたい。

 

今週頑張ったし、花金なのでパーっと飲みたいけどまあそんな訳にもいかず

クラフトビールの味を懐かしんで唾をのむ。

ノンアルのビールでは満たせないものがあると知る。

夫がお酒飲むのをいいなーと思ってしまう。

でも夫に禁酒を求めるのも無意味だし、

お酒でしか味わえない愉しみがあることも身をもってわかるので

子供が育ってきたら夫と毎日晩酌したい。

 

お腹だいぶ重くなってきて

お昼を過ぎると腰が痛くなり始める。

数週間前までは全然元気だしまだまだ働けるかも

と思っていたけど

この調子だとデスクワークでさえだんだんきつくなってくるな。

まだ我が子は1キロに満たない状態でこんななので

臨月とか相当しんどそう。

あと3ヶ月!

7ヶ月

最近お腹が大きくなってきて

月末最終金曜日だった先週末は

「もしかして今日が最終出勤ですか?」

と聞かれたりした。

まだまだ働きます。

 

お腹の人は健やかに育っており

日々お腹の中で動き回っている。

産院の検診で

目標体重は妊娠前の体重+12kg

と言われ、

自分史上前代未聞の体重に

ちょっと怖気付いている。

人相変わるわ

 

つわりもごく軽くて

かなり元気なマタニティライフ。

お酒と旅行の我慢も

いつか飲みたいお酒リストと行きたいところリストを作って

我慢を楽しみに変えようとしている。

 

可愛いベビー服をネットで探してはお気に入りに入れる

という趣味が増えた。

自分の服も、

産後も使えそうなフラットシューズや

肌触りが良くて洗濯機で洗える服を探すことが増えた。

産後すぐは買い物は難しそうなので

自分の機嫌をとるために

今から春服を探しておく。

 

あと、よく言えばスレンダー

小学生体型な私でもバストのカップが上がった。

分かったこととしては

私に大きな胸は似合わないな、ってこと。

 

産後は色々痛いし抜け毛とか乳腺炎とか

諸々大変!と聞く。

産むまでに体重増やして体力つけて

人に頼ることを恐れずに

みんなで楽しく暮らしたい。

30歳突入

30歳になった。

お腹の人も6ヶ月に突入した。

 

29歳の誕生日に入籍してから

家の購入、引っ越しに

結婚式、新婚旅行

そして妊娠発覚

というゼクシィに載ってそうな

保険の広告に載ってそうな

いわゆる人生のビッグイベントを

一気に済ませた感ある。

結婚式こそ自分たちで日にちを決めたものの、

家もベビーもこんなにはやい時期に、

とは考えていなかった。

けれども、家も実際探していたし

ベイビーができたらいいなと思ってもいたし

火のないところに煙は立たないというか

因果応報というか?

 

自分たちの子供が生まれるのは本当に楽しみで

いまから一緒にしたいことをあれこれ妄想している。

一方で夫婦2人でやりたいことも

1人でやりたいこともたくさんあって

ちょっとだけ、もっとやっておくんだった

とも思っている。

例えば夫婦で遅くまで飲み歩いたり

思い立った時に1人旅をしたり

違う仕事をしてみたり

お高い洋服を着てみたり

 

まあでも

子供の修学旅行のタイミングに合わせて夫婦で飲みに行くとか

夏休みに一緒に海外旅行したりとか

仕事も働き方も結局は自分次第

洋服にお金をかけられるかは

自分の稼ぎ次第だし

優先順位は変わるけど

楽しみようはいくらでもあるな。

20年後は一緒に飲みに行けるし。

 

自分の役割が1つ増えるから

その分の目線は持たなくちゃいけない。

だからといって

自分を窮屈にする必要はないと思っている。

私も自分の親が楽しそうにしてくれていた方が

嬉しかったし。

結婚式では

夫を毎日笑わせ、最強の味方であることを誓ったので

それと同じことをベイビーにも誓おうと思う。

 

ヨコハマ

友人夫婦の幸せな結婚式に出席した後

7年も前、付き合い始めの頃に泊まったホテルに泊まって

ホテルのバーで語るという至福の時間を過ごした。

(妊婦になるとバーに入るのがためらわれるけどホテルのバーは入りやすかった。

ノンアルカクテルがあるとなおさら)

 

私はもう何年も

私のやりたいことってなんだろう

何をして生きて行くべきだろう

と考えてきたけど

夫の人生の目的が

私やこどもや孫に囲まれて死ぬこと

と聞いて

もっとシンプルでいいんだ

と思えた。

どういう風に死にたいか考えて

って言われて

セブのホテルで夫である彼が息を引き取っているのを確認したすぐ後に

すっと死にたい

と思った。

彼より先に死なない約束をしているので

先には死ねないけど

彼のいない世界にいる時間を想像してしまうと

それがった5分であっても寂しすぎて

お洒落なワッフルを食べながら泣いた。

 

彼と美味しいごはんをたべて

お酒を飲みながら喋って

いろんな所に旅行に行って

それを目的にしたってよいのだ。

私のしたいことなんだから。

そのために日々生きてみよう。

そう思ったらなんか悩みが薄くなった。

残業する時間や休日出勤の時間も

なんだかもったいなくなった。

大事にしたいこと第1位は決まってたみたい。

第2位以下は追々見つかればいいな、と思う。

スーパーマンみたいな人

仕事で関わった人の中で

スーパーマンみたいだと思っている人が3人。

そのうちのひとり、

今一番近くで仕事ぶりを見ることのできるスーパーマン

まもなく退職。

今日はその送別会。

 

その人の新卒から今までの経歴を一通り聞いた。

新卒で入った会社は海外製のブレーキの卸し。

サーキットでブレーキ使ってもらって

レーサーに使用感をひたすらヒアリング。

興味がなかったから半年で退職し

システム会社へ。

システム会社での初日は納品前日の現場。

システムへの投資に勢いがあったその頃は

売れるから作る

作れば売れる

そんな世界。

ただし、納品物の品質はガタガタで

テストも半端、エビデンスもない。

次に行った現場ではお客さんのやりたい内容と

上から降りて来る仕様がまるで違う。

これ、なんかおかしいんじゃないかと思い続け

さらに次の現場では発展途上のパッケージ開発。

おかしいんじゃないか

って思ってたことを、自分のやり方でやっていっていい職場だった。

お客さんのやりたいことをよく聞いて

それを実現するための仕組みを考え

作ったら業務にそくしたテストを考え

テストを網羅できるようにテストケースを作る…

こうやったらいいのでは、を形にしたら上手くいった。

それで自信をつけてどんどん成長。

次はマネジメントをしたい、と課長のポジションを。

 

何より大事なのはコミュニケーション、

と彼は言う。

同じ言葉を今まで幾度となく聞いてきたけど

彼ほどの説得力は感じなかった。

その人は本当によく人に話しかける。

友達のように、親戚のおじさんのように、すごく気軽に。

コミュニケーションを取るといろんなことを学べる、という。

この人がどういう人なのか

どんな考え方なのか

どういう話し方をするのか

日頃コミュニケーションを取っていると

何かあった時話しかけやすい。

 

そして、

彼の仕事の在り方は

いかに楽しく仕事をするか

というところによる。

どうせやんなきゃならないなら

どうやったら楽しくなるか

ギスギスしない、いい雰囲気でやれるか

そんなふうに考えているという。

 

仕事が楽しくなかったことがない

そう言い切る彼は輝くスーパーマンすぎて

眩しい。

楽しく仕事ができるように

建設的な思考と行動力と

朗らかなコミュニケーションで

人の心をも軽くして

働いてきたのだなー

私も幾度となく救ってもらった。

残業していると

なんか困ってる?

と、自分が帰る前に必ず声をかけてくれる。

1人で残業は寂しいじゃん

と笑いながら、一緒に考えてくれたりする。

誰かのピンチを拾って

手の空く人を集めてきて

人海戦術で解決、なんてこともよくあった。

我らチームのことを

仕事はできる人が多いけど

コミュニケーション取れない人が多い

と彼は評した。

そりゃあ彼のようなコミュ力を全員が持ち合わせていたら

きっとハッピーな職場だ。

誰もが楽しく仕事をすることを考えるから

無駄が出にくいし

行き詰まってる人に手を差し伸べるから

ひとりで悶々とする人が出ないし

雰囲気がいいだろうな。

 

胸張って

仕事楽しいって言えないの

情けないし、悔しい。

自分のやりたいことなんだろう

とか考えて鬱々しちゃうけど、

未来を作るのはそういうことじゃないかもな。

目の前の世界を理想に近づけていくと

おのずとやりたいこととか自分の使命的なものに

出会えるのかもな。

私も少しはスーパーマンになりたい。

反省会

最近はできないことが多くしょっちゅう落ち込んでいる。

任された仕事が予定通りできない。

トラブルシューティングが下手。

焦る気持ちが他の仕事に波及。

初めて出席したお通夜で勝手が分からず数々の粗相。

 

でももうやっちまったことは戻せないので

次は上手くやろう。

予定とずれた時はその瞬間にスケジュール見直そう。

関係者に伝えよう。

トラブルの持って行き方はヤバそうなら素早く得意な人に相談しよう。

マルチタスクが無理なら一つずつ片付けよう。

自分がパツパツの時は誰かに仕事振るのもよし。

失敗だらけの毎日は今後に生かそう。

それしかない。

そう思わないと恥ずかしくて悔しくて縮みそう。

もうこんな思いをしないように。